SA-12OSE │ Marantz 公式
SA-12OSE
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Marantz Musical Mastering

マランツの理想のサウンドを追求するために開発された完全オリジナルのディスクリートD/Aコンバーター「Marantz Musical Mastering(MMM)」。SA-12 OSEにおいてもフラッグシップモデルであるSA-10と同一の回路構成をそのまま継承しています。MMMは歴代のフラッグシップモデルである「SA-7S1」や「SA-11S3」に搭載されたオリジナル・デジタルフィルターをさらに進化させた「MMM-Stream」とMMM-Streamから出力されるDSD信号をアナログ変換する「MMM-Conversion」で構成されています。

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最新世代オリジナル・メカエンジン「SACDM-3」

ディスクドライブには、SA-10と同様に最新世代のオリジナル・メカエンジン「SACDM-3」を搭載。ピックアップの制御とデコードを行う回路を最短、最小化することにより余分な電流やノイズの発生を抑えています。高剛性なスチールシャーシとアルミダイキャストトレーにより、ディスクの回転によって発生する振動を効果的に抑制し、データの読み取り精度を向上。2mm厚のスチールメカブラケットを介して2重構造のボトムシャーシに強固に固定することにより優れた制振性を実現。ディスクの回転により発生する振動の周辺回路への影響を抑えるとともに、外部振動からの影響も受けにくい構造としています。読み込みの精度を高めることにより、サーボへの負荷やエラー訂正処理を軽減し、高音質化に貢献します。USB-B、同軸デジタルまたは光デジタル入力が選択されたときには、メカエンジンへの電源供給を停止し高音質化を図っています。

ディスクに記録したハイレゾ音源の再生に対応

DVD-R/-RW/+R/+RWやCD-R/-RWに記録したMP3 / WMA / AAC / WAV / FLAC / ALAC / AIFF / DSDファイルの再生に対応しています。最大5.6 MHzのDSDファイルと192 kHz / 24 bitまでのPCM系ファイルの再生が可能です。 ※CD-R/-RWではDSDファイルは再生できません。また、その他のフォーマットのファイルについては、サンプリング周波数が44.1 / 48 kHzのファイルのみ再生できます。

11.2 MHz DSD&384 kHz / 32 bit PCM対応USB-DAC機能

最大11.2 MHz DSDと384 kHz / 32 bit PCMの入力に対応するUSB-DAC機能を搭載。DSDの再生方式は、ASIOドライバー(Windowsのみ)によるネイティブ再生および、DoP(DSD Audio over PCM Frames)の両方式に対応しています。また、PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、SA-12 OSEの超低位相雑音クロック発信器によって生成されるマスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。デジタル入力部およびMMM-Streamを含むデジタルオーディオ基板全体をシールドケースに封入し、高周波ノイズの輻射による音質への悪影響を防止しています。

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HDAM® -SA3搭載フルディスクリート・オーディオ回路

DAC以降のアナログステージは、ハイスピードで情報量豊かなサウンドのために、マランツ独自の高速アンプモジュールHDAM®-SA3を搭載したフルディスクリート構成のオーディオ回路としました。DACからのディファレンシャル出力を受ける初段をHDAM®-SA3バッファー+1次ローパスフィルターとし、2段目をHDAM®-SA3電流帰還型差動アンプ+2次ローパスフィルターで構成。SA-12 OSEにおいては、アナログステージで使用されている抵抗の内35点を金属皮膜抵抗に置き換えることでS/N感の向上とより広い音場空間の再現を可能にしました。

シンメトリー・レイアウト

左右チャンネル間のクロストークやレベル差はサウンドステージの正確な再現を阻害する要因となります。SA-12 OSEでは精緻で立体的なサウンドステージを再現するために左右チャンネルのアナログ出力回路をシンメトリーにレイアウト。等長、平行配置を徹底しチャンネルセパレーション、空間表現力を高めています。